愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第十番から第十九番へ+番外札所(第1・2日目~②)

2日目の行程で残るは、正法寺、石山寺、三井寺の三箇所になります。

 

第十二番札所の「正法寺」ですが、岩間寺という名称のほうが親しまれています。

岩間山の南麓の標高390mにあり、ご本尊は千手観世音菩薩です。

本堂はこじんまりとしたお寺です。

こちらは不動堂です。

観音堂には西国三十三所観音霊場のご本尊を模した三十三体の観音像が祀られています。

 

次に訪れたのは、第十三番札所の「石山寺」です。

琵琶湖の南端近くにあり、観光スポットとしても人気で、平日にもかかわらず観光客が多く来ていました。

重要文化財になっている東大門が迎えてくれます。

本堂へ行く途中にもいろいろ見どころがあります。

こちらは大黒天です。

国の天然記念物に指定されている硅灰石で、石山寺の寺名はこの硅灰石に由来しているとのことです。

この階段を上がって国宝に指定されている本堂に辿り着きます。ご本尊は如意輪観世音菩薩です。

本堂のところに、大河ドラマ「光る君へ」の紫式部の人形が置かれた源氏の間があります。紫式部はここで源氏物語の一部を執筆したとのことです。

こちらも国宝に指定されている多宝塔です。

梅園や牡丹園などもあり見所満載です。

 

最後に訪れたのは、第十四番札所の「三井寺」です。

正式名は園城寺ですが、三井寺として一般に知られています。

広大な境内は、中院、唐院、北院、南院、札所伽藍に分けられ、いろいろな子院や建造物が見られます。

最初に重要文化財となっている大門が迎えてくれます。

こちらも重要文化財となっている釈迦堂です。

金堂は国宝に指定されています。

閼伽井屋(あかいや)には霊泉が湧出しており、天智天皇・天武天皇・持統天皇の産湯に用いられたことがもととなって三井寺と呼ばれるようになったそうです。

こちらは有名な弁慶の引摺鐘です。

こちらは重要文化財となっている一切経蔵にある八角形の輪蔵です。歴史を感じさせられますね。

重要文化財となっている三重塔です。

ようやく札所となっている観音堂に着きました。ご本尊は如意輪観世音菩薩です。

この他にも見どころ満載ですので、時間の余裕を持って行かれるのをお勧めします。

 

本日の♨は、近くにある大津湯という銭湯でした。

入浴料も480円という町の銭湯で疲れを癒して、本日の宿泊地の大津サービスエリアに向かいました。

ここでは小型車と大型車の区分がされているのですが、トラックが我が物顔で小型車のエリアで駐車していますので、車中泊にはあまり適していないと思います。

まあ、こちらはレジャーで彼らは仕事ですので、こちらが我慢するのもやむを得ない面もありますね。

 

本日の走行距離は、75km、 トータル 133kmでした