愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~満願とお礼参り(第2日目)

第2日目は、第三十三番札所の「華厳寺」で満願を成就し、お礼参りの「善光寺」近くの宿泊先へと向かうコースになります。当初は途中にある「北向観音堂」に立ち寄ろうと思っていたのですが、下道を走行したため時間がなく3日目に立ち寄ることにしました。

郊外では、殺風景な高速道路を走るより、下道を走ってその土地土地の風情を感じるのがいいですね。

道の駅 織部の里もとす → 華厳寺 → 別所温泉 相染閣 あいそめの湯 → 道の駅

信州新町

朝いちばんで訪れた第三十三番札所の「華厳寺」ですが、お寺へ向かう参道は桜並木になっていました。今はまだ蕾だけで残念でしたが、4月中頃であれば桜満開の参道を通ってお参りできそうですね。

駐車場から少し戻った所に仁王門があります。

仁王門から石畳の参道を少し歩いて、階段を上がった所に本堂があります。ご本尊は十一面観世音菩薩です。

本堂の裏手に笈摺堂があり、多数の千羽鶴が奉納されていました。

通常は本堂に納札を入れる箱があるのですが、ここには満願堂があって、ここで納札を奉納します。笈摺堂を左に進み、階段を三十三段上がったところに満願堂がありました。

狸の石像が沢山置かれていますが、「満願した者は他より優れている→他を抜く→タヌキ」という意味が込められているのだそうです。そのようになればいいなあ~と願うばかりです。

満願堂から眺める風景は、達成感をより深めるものになりました。

白衣にも御朱印を押してもらっていますが、華厳寺では3つの御詠歌に御朱印が押されます。

右が本堂で現世を意味する、中央が満願堂で過去世を意味する、左が笈摺堂で未来世を意味する、ということだそうです。

 

華厳寺を後にして本日の宿泊地へと向かいましたが、山間部に入ると道路脇にはまだ雪が残っていました。

 

下道で300kmほど走って、本日の♨「別所温泉 相染閣 あいそめの湯」に到着しました。

入浴料が500円と安いにもかかわらず天然温泉というのは嬉しいですね。車中泊でいろいろな場所に行ってますが、いろいろな天然温泉に入るというのも大きな楽しみのひとつです。

こちらで長距離ドライブの疲れを癒して、本日の宿泊地である「道の駅 信州新町」へと向かいました。

 

本日の走行距離は、327km、 トータル 542kmでした