愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十八番から第三十二番へ(第1日目)

いよいよ結願に近づいてきましたが、今回は2泊3日で5箇所のお寺を巡ります。

今までは順番通りに巡ってきましたが、今回は第三十番札所の宝厳寺のある竹生島には船で行く必要があり、スケジュール的に順番通りには行けず残念でした。

第1日目の行程は、午後からの出発のため1箇所のお寺だけになりました。

自宅 → 長命寺 → 長命寺温泉 天葉の湯 → 道の駅 竜王かがみの里

 

最初に訪れたのは、第三十一番札所の「長命寺」です。

ご本尊は、千手観音、十一面観音、聖観音の三尊を千手十一面聖観世音菩薩としたもので、かなり大きいご利益が望めそうですね。

駐車場から階段を上がっていくと山門があります。

さらに階段を上がると、右手に重要文化財の三重塔があります。

さらに進んで、こちらも重要文化財となっている本堂に辿り着きました。

堂内に釈迦如来立像、阿弥陀如来立像、薬師如来立像の3仏を安置する三仏堂があります。なんとこちらも重要文化財となっています。

こちらも重要文化財となっている鐘楼です。

境内から琵琶湖を望めます。

 

本日の♨は、お寺からすぐの「長命寺温泉 天葉の湯」です。

入浴料が1,200円とお高めですが、疲れを癒すことができました。
本日の宿泊地は、「道の駅 竜王かがみの里」です。
少し人里離れた所で、wifiの電波が弱くパソコンがサクサク動くという訳にはいきませんが、トラックなど車も少なく静かに過ごすことができました。


本日の走行距離は、140kmでした。





 

 

愛犬JINの四国遍路1

2021年11月3日から23日までの21日間で、四国八十八箇所と別格二十箇所の計百八箇所のお寺を車中泊で巡りました

21日間で108カ所のお寺を巡るわけですが、行き帰りで2日間を費やしますので、1日に6カ所程度お寺を巡るという忙しい旅となりました。

多くの写真を撮ってブログにしようと思っていたのですが、日付が記録されていなかったのと、PCへの写真の取り込みに失敗したのが原因で、どの写真がどこのお寺か判別しにくく諦めていました。

お伴の愛犬JINの写真は、どこのお寺か判別し易いものが多く、今回から「愛犬JINの四国遍路」としてブログにしました。

第1日目は、四国へ渡るだけの行程となりました。

自宅 → (明石海峡大橋 → 大鳴門橋)→ 鳴門天然温泉あらたえの湯 → 道の駅 第九の里

第2日目は、7箇所のお寺を巡りました。

比較的お寺間の距離が短く数を稼げました。

道の駅 第九の里 → 1霊山寺 → 2極楽寺 → 3金泉寺 → 4大日寺 → 

5地蔵寺 → 別1大山寺 → 6安楽寺 → 天然温泉御所の郷 → 道の駅 どなり

最初に訪れたのは、第一番札所の「霊山寺」です。

ご本尊は釈迦如来です。

こちらが本堂です。

こちらは立派な大師堂です。

多宝塔は歴史を感じさせますね。


次に訪れたのは、第二番札所の「極楽寺」です。

ご本尊は阿弥陀如来です。

本堂と大師堂です。


次に訪れたのは、第三番札所の「金泉寺」です。

ご本尊は釈迦如来です。また寺名が金の泉ということで、金運上昇の御利益があるそうです。

本堂と大師堂です。

愛犬JINの四国遍路2につづく。



 








 





 

愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十番から第二十七番+番外札所(第3日目~②)

3日目の行程で残るは、一乗寺と圓教寺になります。

 

第二十六番札所の「一乗寺」ですが、創建が西暦650年と伝えられているかなりの古刹です。有料駐車場から少し歩いたところに入口があります。

階段を上がると国宝の三重塔があります。

本堂は大悲閣または金堂とも称されるとのことで、ご本尊は聖観音菩薩です。

こちらは奥之院にある開山堂で、開祖の法道仙人が祀られているとのことです。

こちらは太子堂です。

 

最後に訪れたのは、第二十七番所の「圓教寺」です。

西国三十三所で最大規模のお寺で、西の比叡山と呼ばれるほど寺格が高いそうです。

書写山にあり、駐車場に車を停めてロープウェイで行きます。キャリーバッグに入れれば愛犬も同伴できます。

 

ロープウェイを降りた所から本堂までは少し歩かなければなりませんが、料金を支払えばバスが利用できます。

キャリーバッグの紐が切れて担ぐことができないというハプニングが起こり、当然にバスを利用しました。

バスを降りて少し歩いて本堂に辿り着きます。

ご本尊は六臂如意輪観世音菩薩です。

他にも沢山の見所があったのですが、キャリーバッグを持ちながら巡ることが困難と判断して、早々と下山することにしました。

自宅までは130km以上もあり、また疲れもあったので早々に帰宅したのは正解でした。

本日の走行距離は、242km、 トータル 486kmでした

 

これで残るは、最後にお礼参りに行く善光寺を含めて7箇所になります。

ただこれらのお寺は積雪地帯なので、1・2月は避けて3月に行く予定です。

 

愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十番から第二十七番+番外札所(第3日目~①)

第3日目の行程は、第二十五番から第二十七番札所に加えて、昨日行く予定でした番外札所の花山院菩提寺の四箇所を巡ります。

コースは以下のとおりです。

道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 → 播州清水寺 → 花山院菩提寺 → 一乗寺 → 圓教寺 → 自宅

最初に花山院菩提寺へ行く予定だったのですが、開門時間が9時からと遅く、8時開門の播州清水寺から先に訪れることにしました。

 

最初に訪れた第二十五番札所の「播州清水寺」ですが、第十六番札所の清水寺と区別するために播州清水寺と呼ばれています。

駐車場からすぐに仁王門があります。

本堂へ行く途中に薬師堂がありました。

こちらは大講堂です。札所は本堂ではなくこちらになります。ご本尊は十一面千手観世音菩薩です。

こちらが本堂の根本中堂です。ご本尊は十一面観世音菩薩で秘仏となっています。

こちらは地蔵堂です。

 

次に訪れたのは、番外札所の「花山院菩提寺」です。

通常の開門時間は9時~17時で入山は16時30分迄、11月~2月は9時~16時30分で入山は16時迄となっています。朝も他のお寺が8時からですが、9時からとなっていますので注意が必要です。

NHKの大河ドラマ「光る君へ」に出てくる花山天皇が出家して、この地で崩御されるまでお住まいになったとのことで知られており、番外札所となっているのはそれに由来しているそうです。

ゲートから入って山道を登ったところに山上駐車場があり、歩いてすぐに山門があります。

こちらが本堂の花山法皇殿で、ご本尊は十一面観世音菩薩です。

こちらは西国薬師四十九霊場の本堂となっている薬師堂です。

本堂が2つあるのは珍しいですね。

こちらは不動堂です。

展望所からの眺めが素晴らしいですね。

 

続く一乗寺からは第3日目~②へ。


 




 

愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十番から第二十七番+番外札所(第2日目~②)

2日目の行程で残るは、勝尾寺と中山寺になります。

 

第二十三番所の勝尾寺ですが、「勝ちダルマ」で有名で、平日にもかかわらず多くの観光客が来ていました。

お寺の前に有料駐車場がありますが、少し歩いた所に勝尾寺園地という無料駐車場がありましたのでこちらを利用しました。

こちらから出入りします。

広大な敷地です。山門は改修中とのことでした。

こちらが本堂です。ご本尊は十一面千手観世音菩薩です。

本堂の横に大師堂があります。

観音菩薩と多宝塔です。多宝塔は紅葉の時期にはライトアップされるそうです。

いたるところにダルマが見受けられます。

 

次に訪れたのは、第二十四番札所の「中山寺」です。

有料の駐車場から歩いてすぐに山門があります。

安産祈願で有名なお寺で、妊婦さんへの配慮なのか、本堂へ行くには階段だけではなくエレベーターやエスカレーターも設置されています。

こちらは五百羅漢堂です。

こちらは本堂で、ご本尊は十一面観世音菩薩です。

平成になってから再建された大願塔(多宝塔)です。

こちらも平成に再建された五重塔です。青龍塔とも呼ばれ、東方を守護する青龍を表したものだそうです。

太師堂です。

こちらも広々とした境内で見どころ満載ですので、時間の余裕を持って訪れたいですね。


本日の宿泊は「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」で、敷地内にあるホテルの温泉を利用できます。

 

本日の走行距離は、111km、 トータル 244kmでした

 

愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十番から第二十七番+番外札所(第2日目~①)

第2日目の行程は、第二十一番から第二十四番札所に加えて番外札所の花山院菩提寺の五箇所を巡る予定でしたが、四箇所しか巡ることができませんでした。

というのも、本日最後に訪れる予定だった花山院菩提寺は、冬季期間(11月~2月)の開門は16時30分まで、入山は16時までで、到着したのが16時10分頃だったためです。無念にも、山頂に通ずる道路の門が閉じられていました。

道の駅 ガレリアかめおか → 穴太寺 → 総持寺 → 勝尾寺 → 中山寺 → 

(花山院菩提寺)→ 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

車中泊した「道の駅 ガレリアかめおか」です。駐車スペースが400台ほどもあり、トラックなども少なく快適に過ごせました。

 

最初に訪れたのは、第二十一番札所の「穴太寺」です。

専用の有料駐車場から歩いて数分で仁王門に着きます。

ご本尊は聖観世音菩薩です。割とこじんまりとした本堂です。

こちらは多宝塔です。

 

次に訪れたのは、第二十二番札所の「総持寺」です。

大阪府茨木市の街中にあるお寺で、すぐ横にコインパーキングあります。

階段を登ると仁王門に辿り着きます。

こちらが本堂です。ご本尊は秘仏の千手観世音菩薩で、寺伝に基き亀の背に乗っているとのことです。

こちらは、普悲観音堂で、西国三十三所四国八十八箇所のそれぞれの札所の本尊を模した石仏の本尊が祀られています。

こちらは薬師金堂です。

大師堂です。

閻魔堂です。

助けた亀の恩返しと観音の霊験に関する寺伝を表しているようです。


続く中山寺からは第2日目~②へ。

 

愛犬と車中泊で西国三十三所巡礼の旅へ~第二十番から第二十七番+番外札所(第1日目)

今回も2泊3日で番外札所を含め8箇所のお寺を巡るという強行軍となりました。

第1日目の行程は、午後からの出発のため1箇所のお寺だけになりました。

自宅 → 善峯寺 → 京都桂温泉 仁左衛門の湯 → 道の駅 ガレリアかめおか

普段から高速道路は避けて下道ばかり走っていたせいか、高速道路の出口を間違えてしまいました。しかも、2回も間違えてしまいました。

最初は、長岡京で下りるべきところを、間違えて名神高速に入ってしまって高槻からUターンするはめに。2回目は長岡京とは反対の久御山方面へ行ってのUターンとなってしまいました。走行距離と高速料金のオーバーは仕方ないにしても、かなりの時間を無駄に費やしてしまいました。

 

ということで、第二十番札所の「善峯寺」に到着したのは16時25分にもなってしまいました。大急ぎでご朱印をもらいに行ったのは言うまでもありません。

山門で拝観料を支払います。

こちらが本堂の観音堂です。ご本尊は十一面千手観世音菩薩です。

日本一の松という案内がありましたが、遊龍の松と呼ばれ天然記念物に指定されているそうです。

こちらは東門です。

眼下に眺めるのはどこの街並みでしょうか。

他にもいろいろ見どころがあったのでしょうが、門限が迫っていて慌ただしく退散することになりました。


本日の♨は「京都桂温泉 仁左衛門の湯」でした。

温泉で疲れを癒して、本日の宿泊地である「道の駅 ガレリアかめおか」に向かいました。

 

本日の走行距離は 133kmでした。

予定より30kmほどオーバーしてしまいました。